報告書作成
選定理由
1日に600枚程度の作業用写真(作業前・作業中・作業後)を作業員が持ち帰ってきます。
現場毎の作業場所ごとに写真を振り分けて、手作りでExcelの写真報告書を作成していました。
現場数が増えるにつれ、写真報告書の作成にも遅れが出始めて・・・・事務員2人がかりで数週間後に報告書を提出されていました。
今後、現場数の増大が見込まれる状態で、このままでは業務が回らなくなるって時にRPA(BizRobo!)を使用して自動で写真報告書を作成するプロジェクトが開始致しました。
ご提案内容
1,作業員のスマートフォンに看板アプリ(無料)をインストールしてもらい、作業用写真に看板アプリを付けてもらうようにしました。
2,看板アプリに「作業場所、作業箇所、作業状況、コメント、日付」を入力してもらうようにしました。
3,写真をDropboxに保存してもらうようにしました。
作業員さんの作業はここまでです。
4,Dropboxで一か所に集められた写真をRPAがオリジナルフォルダへ移動します。
5,写真名が同じになることがある為、任意のファイル名をRPA(BizRobo!)が付けます。
6,RPA(BizRobo!)でDxSuite(AI-OCR) にNO5の写真を全て読んでもらいます。
7,RPA(BizRobo!)でNO6のCSVファイルを基にNO5のファイル名を変更します。
8,RPA(BizRobo!)で報告書の写真サイズに合うようにリサイズを行います。
9,ファイル名に必要な情報を全て付けてある為、報告書の作業前・作業後・作業中の場所に張り付けて写真報告書を作成します。箇所が異なる場合は別のシートを自動で作成しファイルが無くなるまで繰り返します。
10,張り付けた写真は別フォルダへ移動し、その後、お客様毎のフォルダに写真を振り分けて保存して、作業終了後に担当者様へメールを送信しています。
この作業を平日の20時から2時ぐらいまでかけて自動でRPAが行っております。作業終了後RPA(BizRobo!)から私にもメールが届くようにしてありますが、毎朝RPA(BizRobo!)にお疲れ様って感謝しております。
ここまではRPA(BizRobo!)の作業です。
11,作成された報告書の内容をチェックしてもらい、必要なお客様には表紙をつけたり、印刷して郵送したり、PDFに変換してメールに添付したりと大忙しです。それでも午前中には報告書関連の業務を終了できるようになり、午後は他の仕事のヘルプに回れるようになったそうです。